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ビーチサンダルの恩恵

 
右に進もうとすると、
左にひっぱる作用は
必ず働くものだと思っている。

明日からハイヒール哲学を
学んでいく。

その前夜の今日、敢えて、
私の心を気楽にさせてくれた
ビーチサンダルに
感謝をしたくなった。
                                                                              
日本にいるときは、どんな時も
ピンヒールを履いていた。

大学生時代から33歳まで。

ピンヒールとの最後の思い出は、
仕事が遅くなって
最終から2本前の銀座線。

ハイヒールがぬげて線路に落ちた。

どうか私の大切なヒールを
つぶさないで!
と見つめていた。

あんなにも大好きだった
ハイヒールを
この4年近くは、
履く事を選ばなかった。

理由は、色々ある。

変わりに選んだのは
ビーチサンダル。

ぺたんご靴は
今でも好きではないが
ビーチサンダルは
好きである。

なぜなら、
ヒールばかり履いていた頃、
自分の足が異様に短く見え
一切のフラットシューズを
拒んだ時があった。

履かなければならない時は、
急降下の落ち込み具合だ。

しかし、ビーチサンダルばかりの
シンガポールで、
周りに混ざって履いてみたら、
素肌の見える範囲が広いせいか、
自分の足が、
そこまで短く見えなかった。

ミラクルだ。
同時に、楽だった。

でも、楽を追求すればするほど、
失ったのが
女性としてのオーラであり、
活力であり、
品であった。

これはサンダルのせいではない。
自分のエネルギーがまだ
ふらふらしているため、
履く物で、操られるからだ。


明日から、
いよいよハイヒール哲学の
学びに入る。

どうなるのか、想像がつかない。

他の皆様の様に大きな変化を
自分で創りだせるかも
分からない。

でも、7ヶ月、
鍛錬を重ね、
次のステージへ行く
という想いを叶える。


揺るがないオーラが出来たとき、
私は、ビーチサンダルを
履き続けるかは不明であるが、
どんな靴でも履いていきたい。

そして、大好きだったハイヒールを
もう一度、
毎日の生活の中に戻し、

一生懸命履いていた
過去の自分ではなく、

美を纏いながら
ハイヒールで歩く
女性になっていくことを
目指していく。

あの人のオーラは美しい。
何をしているんだろう?

と、どこの国に行っても
見てもらいたい。

小さな願いが顔を
出しました。




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